私が保育士を退職したワケ~潜在保育士の今とこれから~

体験談

元保育士で現フリーライターのアゲハです、こんにちは。

実は私、在学中に漫画家デビューしたもののネームが通らずそのまま幼稚園で働き、その後正式に保育士になったかと思えば退職&ホテルでフロントスタッフとして働き、そして今はフリーのライターとして生きているちょっと変わった人間です。

保育士の資格を持ちながら今は保育現場で働いていないので、いわゆる潜在保育士というやつですね。

ではなぜ潜在保育士になったのか。子どもが好きで一度志したはずの保育士を退職した理由をこの場で語りたいと思います。

スポンサーリンク

保育士を退職した理由1.幼稚園との比較・賃金が低すぎて辛い

 

最終的に決定打となったのはやはり「低賃金問題」ですね。

正式に保育士として働く前に一度幼稚園で講師のお仕事をしていたので、恐らく人一倍「賃金の差」を感じたのではないでしょうか。

守秘義務があるので詳しく言えませんが、幼稚園の講師をしていた頃は、1日約7時間労働の週休二日制で平均手取り20万くらいありました。しかし保育士になると、1日約〇時間労働かつ土曜出勤アリで平均手取り13万まで減りました。(あれ?法定労働時間を余裕で超えてない?)

土曜出勤については午前中出勤と丸一日出勤があったので、週に日曜しか休みがない日もありました。

まあ、それは置いといて、月13万ですよ?

これで一人暮らしできるのかって問題ですよ。

例えば、家賃5万、食費2万、水道電気ガス代1万とした場合、これだけでもう後5万しかないですからね。今の時代インターネットするのが普通だから通信費でプラス4千円はいくでしょう?

そしたら残りは46千円ですよ。これで交際費や娯楽費、雑費を引いたら手元に残るお金ないですよ。あっても微々たるもんです。社会人として働いているのに貯金もできないってどうなんですか。それこそ奨学金返済とかあったら自己破産しますよ。

やってらんないです。

 

保育士を退職した理由2.給料は低いのに責任は重い

 

これも保育士を退職した理由のひとつですね。

保育士は子どもと一緒に遊んだり世話しているだけでいいから「楽」「楽しそう」と思う人も少なくないでしょう。実際に子どもたちに囲まれた生活は毎日刺激的で面白いことも多いですが、それだけではありません。

保育士は子どもたちの命を預かる仕事なんです。たかが子どもだろ、って思う人もいるかもしれませんが、子どもは色んな可能性を秘めている未来の大人です。一人ひとりちゃんと人格をもっているんです。保育士はその一人ひとりの人格を尊重しながら命を預かっています。一人ひとりに合わせた保育をしています。

っていうかね、本当、現場の人間は子どもに怪我負わせないように必死ですよ。特に未満児さんや年少さんクラスなんかは片時も目を離せないしろくにトイレにも行けないんですよ。保育士に休憩時間なんてないですよ。

それなのに未だに給料が低いのが現実です。過酷で責任は重いのに賃金は低い。手取り13万で多くの「命」を預かって未来の大人を育てるなんてボランティア精神豊富な神以外やってらんないですよ。これこそほんとの神業だよ。(なんかうまいこと言おうとして空回ってる)

だったら最初から福祉職なんか目指すな、って言われたらそれまでですが、福祉が無くなったら困るのは誰なのかを考えてほしいです。

 

保育士を退職した理由3.無資格保育士と一緒に働くことがストレスだった

 

これはもうあまり言いたくないのですが、無資格が悪とかじゃなく、無資格と資格保有者とでは知識や保育観に決定的な差があるので正直上手くやっていけないです。価値観が違う人とはどう頑張ってもかみ合わないのと同じ。

保育士は幼児教育のプロでそれなりにプライドをもって仕事をしています。そこに知識不足で保育観のない素人が入ってくると正直迷惑だし場を乱すだけです。

子どものことで悩むのはともかく、同僚のことで悩んで保育に支障がでるなんて御免です。みんな口にしないだけできっとそう思ってます。思ってなかったらごめんなさい(弱気)。

スポンサーリンク

保育士を退職した理由4.担任でもないのに指示を出してくるパート保育士の存在に負けた

 

たぶんどこに行ってもこういう横から口出してくる人っていると思うのですが、正直止めて欲しいですよね。

思い出したくないから簡潔に述べますが、担任のやり方に文句を言ったり横からグチグチ言うならパートじゃなくてちゃんと正規で働いて園の内情を知ってからにして欲しいです。「子持ちだから」とか「育児経験が豊富だから」とか、専門職に関係ある?って話。

担任している子どものことはパートさんより担任がよく知っているし見ています。当たり前です子どもと接している時間は担任の方が長いんだから。

意見をしてくれることはありがたいですが、度を超すとただの口うるさいおばちゃんです。大事だから二回言います。

担任をもつ新人保育士のやり方に不満があるのなら、正社員になって保育以外の仕事(日誌や個人記録、ピアノの練習、制作物ほか)も一通り経験してから文句を言ってください。

 

保育士を退職した理由5.子どもたちにいい顔をして牛乳を飲ませるのが嫌だった

 

ごめんなさい、これは読んで笑う人とか「は?」って思う人、意味が分からない人もいると思う。でも私は大マジです(真顔)

牛乳については「骨を強くする」というイメージがある一方で、「脱灰(だっかい)を起こす」「女性ホルモンの過剰摂取で乳がんや子宮がんを促進する」という否定的な意見もあって、それこそググれば分かります。(気になる方は自分で調べてみてくださいね)

良くも悪くも言われている牛乳についてここで詳しくは語りませんが、私は個人的に体に悪い飲み物だと思っているので、子どもたちには飲ませたくないし自分の子どもには飲ませていません。

そういうわけで、保育士時代から牛乳には懐疑的であったにもかかわらず、園の方針に従って素直に牛乳を飲ませている自分に嫌気が指して「保育士辞めたい」と思うようになりました()

ていうかね、牛の乳は牛が飲むものであって、人間は基本的に人間の乳を飲んでいればいいと思わない?半永久的に妊娠させられて子牛と引き離された挙句、母牛はやっすい価格で乳を売られるんですよね。牧場で子牛と引き離されている母牛を監察してみると分かりますが、子牛を舐めたくても舐められないので仕方なく柵を舐めているんですよね。心が痛みます。

そうは言っても、牛乳は代替栄養食には変わりないので、全部が全部否定はできません。今でこそ豆が原料の粉ミルクもあるけど、ほどんどの人工ミルクが牛乳からできているしね。それで助かっている人もいるわけだし一概に悪いとは言えません。

だけど私は人に勧めたくないです。自ら積極的に牛乳を飲もうとも思いません。

 

保育士を退職した理由6.たまたま結婚のタイミングが重なった

 

これはたまたまですね。

保育士を退職すべきか悩んでいた時期と、当時遠距離で付き合っていた今の主人と「結婚したい」と思った時期がたまたま重なったので、これはもう辞めるしかないな、と(単純)

このままダラダラ語ると単なる惚気話になるので短くまとめますが、職場の人間関係や待遇で悩み、上司に相談しても解決しない場合、「結婚」を武器に退職・転職するのもアリだと思います。

 

保育士退職後の今とこれから~後悔はしていません~

 

私は保育士の資格を持ちながら現場に出ていない潜在保育士ですが、今の生き方に後悔はしていません。

保育士の資格取得から就職するまで費やした無駄に思われがちな時間も、今のライター活動に、育児に生かされているからです。また、これからも保育士時代の経験はきっと生きてくることでしょう。

転職するのは勇気が要りますが、無理をして心身を壊しては元も子もありません。それに転職してみれば案外どうとでもなるものです。

今の職場に疑問を感じたら、転職・退職を視野に入れてみるタイミングかもしれません。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


コメント