ベランダで家庭菜園を楽しんでいるアゲハです、こんにちは!
ベランダ菜園に興味があるけど何から始めたらいいのか分からない、という方、意外と多いのではないでしょうか。
また、都会暮らしで土地がないから家庭菜園を半ば諦めている、という方もいることでしょう。
そんな方に向けて、実際にベランダで家庭菜園を楽しんでいる筆者が、ベランダ菜園のやり方を紹介します!
ベランダで家庭菜園をすればいいこと尽くし! 今すぐ始めよう!
狭いベランダで家庭菜園なんてできるの?と思う人もいるでしょうが、工夫次第で楽しみながらできます。
家庭菜園は、土や肥料、道具などの初期費用がかかりますが、一度手に入れてしまえば永続的に野菜作りができるようになります。
また、自分で野菜を育てれば、無農薬野菜だってできるし、好きなときにいつでも新鮮な野菜を食せるようになるのでおすすめです。
自分で愛情を注いで育てた野菜は、スーパーで買う野菜よりずっと美味しいし、立派に育てられたときの感動は大きいですよ!
皆さんぜひチャレンジしてみてください!
これから昆虫食や農薬まみれの人〇肉を食べたくない人は今すぐベランダ菜園を始めましょう!(自分で書いててえげつなくて引く)
ベランダで家庭菜園を始めるのに必要なものは?
ベランダ菜園を始めるにあたって必要なものは以下のとおりです。
・野菜の土
・肥料
・スコップ
・ジョウロ
・マルチング材
・支柱
・園芸ヒモ(麻ヒモなど)
・木酢液またはお酢
・霧吹き
以下、それぞれおすすめなものを紹介します。
プランター
野菜をプランター栽培する場合は、底の深いものを使うのがいいです。
通常のプランターと比べると高いですが、大事なのは値段より機能性です。
底が深ければ、じゃがいもやサツマイモ、里芋の栽培ができます。ほかにも、人参やカブの栽培もできるようになります。
また、底が深いと根がしっかり張れるので、株の成長が早いです。茎も太くなるのでよほどの強風でない限りポキっと折れることなく強靭な株になります。
じゃがいもやサツマイモは空腹を凌げるので、戦後に重宝したと言われています。今後に備えて、じゃがいもとサツマイモくらいは自分で育てられるようになっておきましょう。
野菜の土
野菜の土は、赤玉土7、腐葉土3の割合で作れますが、初心者はあらかじめ肥料が配合されている野菜の土を使うのがおすすめです。
肥料に関していえば、大体牛ふんかバーク堆肥が入っていれば十分です。有機栽培したい人は、追肥には、なたね油かすを使うのがおすすめです。なたね油かすには、中性性質の窒素やアルカリ性性質のリン酸が含まれています。土は雨に晒されると酸性に傾きます。酸性に傾くと株が弱り、病害虫の被害を受けやすくなります。ですので、アルカリ性成分を足して、土壌をアルカリ性に近づけることが大事です。
肥料
肥料には、化成肥料と有機肥料があります。
化成肥料は、安いことと粒が均一で使いやすいのが利点ですが、使い過ぎると根が傷みます。また、化成肥料だけを使っていると、土が酸性に傾き、株が弱ります。
なので、筆者のおすすめは、有機肥料を使うことです。
有機肥料でメジャーなモノには、牛ふん、鶏ふん、油粕、米ぬか等があります。
筆者は鶏ふんとなたね油粕を使っています。筆者の義母は牛ふんをよく使っています。牛ふんは、即効性はないですが、時間をかけて微生物の分解を促すので、土壌改良剤にもなります。
スコップ
プランターに土を入れたり、プランターの土を掘るのに使います。
100均にも売ってありますが、100均のものは劣化が早いので、ホームセンターでしっかりしたものを購入するのがおすすめです。
筆者は園芸を始めて5年になります。最初は100均でスコップを購入しましたが、劣化が激しく2つダメになりました。
今使っているのはホームセンターで購入したスコップで、使い始めて2年以上になります。サビはありますが、使い心地抜群で気に入っています。
ジョウロ
水やりに使います。
ジョウロにはプラスチック製のものとステンレス製のものがあります。
プラスチックのものが安いですが、劣化が早く、一部欠けたり穴が空いたりします。
長く使いたいなら断然ステンレス製のジョウロがおすすめです。
マルチング材
害虫の侵入を防ぐために必要です。特に、コガネムシに要注意です。
コガネムシは土の中に卵を生みます。コガネムシの幼虫は植物の根を食べて成長します。根が食べられると植物は栄養を取り込めなくなるため、株全体が弱り、葉も枯れてきます。光合成ができないとますます弱るので、放っておくと株が死滅します。
そのような事態を防ぐためにマルチング材は必須です。
マルチングといえば、ビニールでするのがメジャーですが、プランター栽培する場合は、フェルトを使うのがおすすめです。黒のフェルトを使うと、地表の温度が上がり土壌の殺菌が促せます。
支柱
作物の茎を支えるのに使います。
特に、キュウリやトマトなどは支柱がないと栽培が厳しいです。
ナスやピーマンも上に伸びてくるので、支柱をした方が茎が折れる心配がないです。日本は台風が来るので、台風の風で株が死滅しないためにも必ず必要です。
支柱の立て方には、2本仕立てや3本仕立てなど色々あるので調べてみて、自分にできそうな方法で仕立てるといいでしょう。
筆者は2本仕立てで育てています。
園芸ヒモ(麻ひもなど)
野菜の茎を支柱にくくるのに使います。
園芸ヒモには、ソフトワイヤーやビニールタイ、麻ひもなどがあります。
どの園芸ヒモが自分に合うのかは好みなので、色々使ってみるといいでしょう。
ちなみに筆者は、家庭菜園には麻ひもを、ガーデニングにはビニールタイを使っています。
木酢液またはお酢
虫よけに使います。
当たり前ですが、植物には虫が寄ってきます。
野菜には、アブラムシやアオムシ、カメムシ、ハムシ、カイガラムシなど、色々つきます。
市販の農薬を使うのは楽ですが、どうせ育てるなら、少し手間をかけて無農薬野菜を育ててみてほしいです。無農薬野菜の方が農薬独特の苦みがなく美味しい野菜が作れます。
木酢液の使い方ですが、虫予防に使う場合は、1リットルに対して約500倍に薄めて使います。100均に売ってある霧吹きに、ペットボトルのキャップ1杯分入れて薄めれば希釈液のでき上がりです。
木酢液は燻製の香りがします。燻製の香りは火事を想起させるので、虫が嫌います。
また、アブラムシにはお酢が効きます。お酢は、穀物酢か米酢を使います。こちらも水で希釈して使います。25~50倍に薄めて霧吹きで散布しましょう。
霧吹き
手作りの虫よけ剤(木酢液やお酢の希釈液)を入れるのに使います。
霧吹きにもハンドスプレータイプのものや蓄圧式のもの、肩掛け蓄圧式のものなどあるので、色々試してみるといいでしょう。
ちなみに筆者は、蓄圧式のものを使っています。ダイソーで300円で手に入りました。
プランターに鉢底石は必要ないの?
プランターに鉢底石はぶっちゃけ必要ないです。
水は粒子の大きいほうから小さいほうに流れていきます。それは川を見れば明らかです。
川の上流には大きい岩がありますが下流にはありません。下流の石は小さいです。
土と石では土の方が粒子が小さいので、プランターの底に石を入れてしまうと、粒子は小→大となり、逆に流れにくくなります。
水が流れにくくなると水が底に溜まるので、根腐れを起こします。植物は根が腐れると栄養が取り込めなくなるのでバランスを崩し、人間でいうところの免疫不全状態になります。ゆえに、病害虫の被害に合いやすくなります。そうなると葉が枯れたり食べられたりして光合成ができなくなり、株自体が消滅します。
プランターに鉢底石を入れるのは自然の摂理に逆らっているのでおすすめしません。
ベランダ菜園で無農薬野菜を育てよう☆
土地がなくてもやる気があれば、マンションやアパートのベランダでプランター菜園をすることは可能です。
自分で育てた野菜はスーパーで買った野菜より美味しく感じます。また、自分で野菜を作っていれば、ちょっとサラダの彩りが欲しいときに摘んで盛ることもできます。
グレートリセットに備えて、ベランダで家庭菜園を始めておくことをおすすめします。
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